hirokuluto

Hirokulutoと申します。このブログでは、本の紹介をさせていただきます。 1966年(昭和41年)生まれ。1988年(昭和63年)に大学を卒業し、サラリーマンに。平成を経て、令和4年に早期退職。 読書を通して、自分の頭で考えたい。『人が良く生きるとは?』など。

ハンチバック (著者:市川沙央)

2024/4/3  

【全体的なこと】 健常者であれば普通にやれたであろう学生時代のバイトであるとか、 やりたかったが、あきらめざるを得なかった、その思いをもって生きていること。 当然のごとくあきらめざるを得ない存在だと思 ...

「人類の起源」(篠田謙一:著)

2024/3/21  

○全体感想 古代ゲノム解析の進歩により、700万年の人類進化の大まかな姿が示されている。 その時間のあまりの長さに、感覚がマヒしてしまうのだが、 ホモ・サピエンス登場から30万年。 6万年前にアフリカ ...

ともぐい(河崎秋子:著)

2024/3/21  

【全体的な感想など】 直木賞受賞作。 本書題名の「ともぐい」とは、同類の動物の一方が他方を食うこと。 生きる営みの中での行動とはいえ、残酷さを感じるのだが、比喩的な意味として、仲間や同類の者が、それぞ ...

「訂正する力」(東浩紀:著)

2024/2/28  

【全体的なこと】 対立は後を絶たない。それをSNSが促進させている向きもある。考えを変えることも許されない。そんな今の世の中を生きづらいと感じる人も多いのではないか。 そんな今、「訂正する力」が必要だ ...

「半導体戦争-世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防-(著者:クリス・ミラー)」「ビジネス教養としての半導体(著者:高乗正行)」

2024/2/28  

『はじめに』 ニュースでよく取り上げられる半導体。2020年のコロナ禍以後、その報道も多くなっている。 半導体について少しわかっていないと、報じられている背景や意味が、もう一つ頭に入ってこない。  半 ...

さみしい夜にはペンを持て(著者:古賀史健)

2024/2/28  

【全体的感想・意見】 何らかの理由で、学校に行くことが、重苦しく、つらい日々を送ってる子供達に読んでほしい本だ。 また大人にも、同様におすすめ。 大人が読んでも、悩める少年の心の成長物語として面白く、 ...

PAGE TOP