hirokuluto

Hirokulutoと申します。このブログでは、本の紹介をさせていただきます。 1966年(昭和41年)生まれ。1988年(昭和63年)に大学を卒業し、サラリーマンに。平成を経て、令和4年に早期退職。 読書を通して、自分の頭で考えたい。『人が良く生きるとは?』など。

『世界の果てまで行って喰う-地球三周の自転車旅-』石田ゆうすけ:著 新潮社刊

2025/4/18  

【概要】 本書は、著者が自転車で世界を旅しながら出会った食べ物と人々を綴った旅行記である。単なるグルメ本ではなく、旅の過酷さや生死を分ける水の補給、文化の違いに直面する面白さが詰まっている。 特に、著 ...

『夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす』池谷裕二:著 講談社刊

2025/4/17  

【概要】 本書は、高校生への3日間の講義をもとに構成されており、最新の脳科学の知見を交えながら「脳とは何か?」を探求していく。 著者は、脳の機能を「F1レーシングカーでコンビニに行くようなもの」と例え ...

魔窟  -知られざる「日大帝国」興亡の歴史-          森 功:著  東洋経済新報社刊

2025/4/16  

1. はじめに 日本を代表する私学の一つである日大。その不祥事(アメフト事件や薬物事件)はたびたびニュースで報じられてきた。しかし、これらは単なる偶発的な出来事ではなく、大学の歴史や組織の問題と深く結 ...

『大使とその妻』水村美苗:著(小説おすすめ本)                新潮社刊

2025/4/18  

1. はじめに 水村美苗の『大使とその妻』は、軽井沢で出会ったアメリカ人日本研究者ケヴィンと、元大使の妻である貴子の交流を軸に、日本文化の継承やアイデンティティの問題を深く掘り下げた作品である。ブラジ ...

街とその不確かな壁 村上春樹:著(小説おすすめ本)           新潮社刊

2025/4/18  

1.はじめに 『街とその不確かな壁』は、現実と非現実が交差し、死後の世界と生きる意識の境界が曖昧になる物語である。この小説は、読者を異次元に引き込みながら、同時に人間の本質について深く問いかける。主人 ...

60代からの知力の保ち方|斎藤孝さんに学ぶ「不安と闘わない」生き方のヒント

はじめに:60代という節目に読むべき一冊 60代に入り、自分の知力や生き方について考える機会が増えた。そうした中で出会ったのが、斎藤孝氏の著書『60代からの知力の保ち方』である。 本書は、知力を「生き ...

イスラム移民 飯山陽:著 扶桑社刊

2025/4/3  

【概要】 イスラム移民を受け入れることに対する日本社会への影響について。 その問題提起である。 イスラム移民を受け入れると、日本にどのような影響が出てくるのか? 日本で起きている、起こりつつある問題、 ...

イチロー・インタヴューズ 石田雄太:著 文春新書刊              

2025/4/1  

 MLBの殿堂入りを果たしたイチロー氏。 歴史に名を残すことに。 イチローという野球選手をリアルタイムで見られて楽しかった。 イチロー選手に感謝である。 イチローは引退後、日本の野球の支援、特に高校野 ...

糖質疲労 山田悟:著 サンマーク出版刊

2025/4/1  

【概要】 自分自身、ランチ後のだるさに長年悩まされていた。   少数派と思っていたのだが、悩まされている人は意外に多いようだ。     そのだるさや疲労感が、糖質疲労だとすれば、「食べ方」で改善できる ...

もっと想像力を使いなさい 齋藤孝:著 扶桑社新書刊

「概要」 すべては想像するところから始まる。 相手を良く理解したり、良いアイデアを出したり、正確に計画を立てたりするには? 想像力とは、頭の中を整理しないとうまく働かせることができないと気づかされる。 ...

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